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せっかく時間をかけて
『社内の片付け』に取組んだのに
「誰だー‼出しっ放しのヤツはーーー‼」
「お前さぁ、ちゃんとルール守れよ‼」
責めたくなるものです。
でもね、それじゃあ根本解決には
ならない訳ですよ。
大事なことは
『ルールが守れない人を責めないコト』
なんです。
今日は、そんなお話です。
片付け効果は
整った先にあります。
スタッフ5人以下~ひとり社長さんの
苦手な片付けに寄り添う”環境整備”で
時短・業務効率を叶え
売り上げUPに繋げる
片付け専門家のブログへ
ありがとうございます
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『社内の片付け』は
見た目を綺麗に整える事ではありません。
効率的に仕事ができる様に
環境を整える事です。
そのための仕組みを創り
継続していくための
共有ルールも作る訳です。
5S活動などでも言われている様に
「自分たちでルールを決めて
守っていくこと」が
『効率的』で『安心安全』な職場環境を
確保することになる訳です。
しかし。。。
習慣として身に付くまでには
時間が掛かることもあります。
温かく見守ることも必要なのです。
が、
ルールが守れない・失敗を繰り返す
といったことは起こるもので
そんな時、その人を攻めても
根本的な解決にはならないんですよ。
じゃぁどうすれば良いの⁈
そもそもの
仕組みを見直す
ってことなんです。
✅トップダウンで決まったルール
✅「片付け」が得意な人が決めたルール
こうした場合
習慣になりにくい場合が多々あります。
決めたルールは絶対ではありません。
習慣化できる様に
レベルに合わせた見直しを
していくことが大事なのですよ
【戻したくなる仕組み1】
▼
▲
案外で、こうした印があれば
大人でも戻したくなるものです
【戻したくなる仕組み2】
▼
▲
モノの指定席の極みです
【戻したくなる仕組み3】
▼
▲
使用料が必要なカートですが
所定の場所に戻せば(連結させれば)
100円は戻ってきます
新しいスタッフさんを迎えるために
『より分かり易く・使い易い棚作り』を
目指して
退職されるスタッフさんも含め
経験値を活かしながら
片付けて頂きました。
完璧~
と皆さん納得の完成で
使っていらっしゃいました。
ところが。。。
新しいスタッフさんを迎えて
1ヶ月も経たない内に
「見直したい」との
ご依頼があったんです。
何があったんでしょう・・・
新しいスタッフさんのために❣
と、思いやりの整備だったのですが
その時のスタッフさん達は
身長も同じ位で
出し入れがアクティブな
ボックスの高さ位置(棚)が
一致していたんです。
ところが・・・
新しいスタッフさんは
身長差が大きく
その位置(棚)では高すぎた訳です。
更に、腰に持病をお持ちで
上向き作業はお辛いとのこと。
そこで
使用頻度の1番高くなる
新しいスタッフさんに合わせて
全体的な入替え作業を行った訳です
他のスタッフさん達にも
実際に出し入れの確認を頂き
指定席のルールも変更されました。
「自分だけトイレ掃除をするのはもう嫌だ‼」
との女性スタッフさんの声から
◆朝の全員清掃タイムルール
◆トイレ掃除の当番制ルール
を作られた会社さんもあります
『整理整頓』を習慣化するためには
「ルールを守れない人を攻める」
のでは無く
「なぜ⁈」を皆で考えながら
習慣化する仕組みを見つけていくことが
大切なんです。
ってこと覚えておいてくださいね
これが本当に身に付く
仕組みになるということです
片付け効果は
整った先にあります
ありがとうございました。