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「片付け」や「整理整頓」という言葉に
「綺麗に収める」「見栄えよく片づける」
と言ったイメージを持たれやすいのですが
。。。間違いです!
片付け/環境整備を行うには
段階/ステップがあります。
そして。。。
最初のステップとなるのは
「整理」です。
整理とは、
「必要なモノ」と「不要なモノ」を仕分ける事です。
「必要」と「不要」の基準は
『使っている』・『使っていない』という視点です。
この仕分け作業を効率よく行う為に
『保留』という『グレー/迷う』も加えます。
つまり「整理」とは
『使っている』『使ってない』『保留』
の3つに仕分けることです。
この仕分け作業(整理)を行う目的は
モノを減らす、捨てる
という事ではありません‼
片付けは
先ずモノを減らす・捨てる事です!
と、唱えるアドバイザーや
コンサルタントも存在しますが
私は違う捉え方をしてます。
仕分けの目的は
先ず、所有していらっしゃるモノを
全て把握して頂く事と
位置付けています。
全てを把握して頂くこと事で
モノの持ち方や買い方の意識が変わる!
という事が起こっているからです。
だから、一つ一つのモノと
丁寧に向き合って頂くことを
大切にしているのです。
“減らす”や“捨てる”にフォーカスした
仕分けは
先で歪みが起きる可能性も。。。
『モノと丁寧に向き合うこと』は
=モノの持ち方や買い方の意識をも変わる=
「整理」の本質だと捉えています。
これは。。。
物理的なモノに限らず
情報でも同じ事が言えます。
◆仕分る
片付けたい棚や引出しなどのモノを
全て取り出して仕分けます。
部下が迷っている場合
判断してあげて下さい。
◆保管期限を設ける
「保留」として仕分けされたモノには
必ず、再度の仕分け期限を設けます。
目安は
3ヶ月、半年、1年といった感じです。
担当者を決め、必ず実行できる様
年間の予定として共有のカレンダー等に
記載しておきます。
(仮)で、構わないので!
◆処分の基準を決める
『保留』は永久ではありません。
期日なのか、状況なのか。。。
定期的な仕分けを繰り返す中で
処分の基準、目安を決める事が必要です。
業務の変化や、人の増減に合わせて
どうしてもモノは増えてくるものです。
だから「処分する基準」を決めておく事が
必要になる訳です。
この基準は、担当者に一任では無く
メンバーで話し合って決められる様
時間を設けて下さい。
各自が、自分事として捉えられる意味でも
皆で話し合う事が大事なのです。