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片付け/環境整備を行う段階には
「整理」→「収納」→「整頓」
という段階があります。
中でも「収納」は
収納用品や収納技など華やかに
映し出されますが
会社にとっての「収納」には
業務の効率に直結する
重要な意味があるので
収納用品ありきには注意が必要です。
「収納」の前に行う「整理」のお話は
昨日の投稿をぜひ合わせてお読みください。
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「収納」と聞くと
収納用品を使った”収納技”を
思い浮かべる方が多いと思います。
確かに、限られたスペースを
有効的に使うためには
そういった便利グッズを使う事も
必要になります。
しかし「収納」は
収納用品を華麗に使う技に
捕らわれてしまうと
不要な用品を
買ってしまう恐れがあるのです。
こういった
本末転倒な事にならないためにも
「収納」=「収納用品」には
ならない様にご注意下さい。
「収納」とは
『必要なモノを必要な時に誰でも
すぐに取り出せるようにすること。』
です。
これはご家庭でも同じですが
特に会社の場合
『誰でも、直ぐに取り出せる』事は
非常に大事です。
なぜなら。。。
仕事の効率や生産性に
関わってくるからです。
探しモノという無駄な時間を
極限に減らす事は
何かを生み出すコトを
日々行っている会社にとって
貴重な時間を拡充する
大きな意味を持つのです。
「収納」も効率よく行うために
手順があることをご存でしたか⁈
「収納」の手順は
=======
定位置/指定席
▼
適正量
▼
ラベリング
=======
となります。
動線や使用頻度などを考慮しながら
どこに置くことがベストなのかを決めます。
「○○は、ここの棚です」と
ルールを決め、共有する事で
探しモノはなくなります。
皆に共有して使用する中で
より使いやすい置き場所やルールが
検討される雰囲気も大切です。
常に自分事として捉えることは
全体の意識も高まり
仕事効率が更に
高まる事になるからです。
複数あるモノは、保有の量を決めます。
平常時の使用量を観測し
どれくらいのストックが
適正な量なのかを決めて
キープできるルーティンを作ります。
保管できるスペースや
発注から納品までの期限などを考慮し
各社の状況に合わせて決める事が必要です。
(一概に、コピー紙のストックの適正量は。。。
などと、定義付けるコトでは無いのです!)
定位置/指定席、適正量が決れば
ラベリング/表札を付けます。
誰が見ても一目で分かるように
貼る場所/位置、文字のサイズなど
統一感を意識して下さい。
残念な仕上がりに
なってしまわないためにも
気を抜かないで下さいね
仕事の効率を高める
会社の片付け/環境整備の
ご相談は
どんな小さなことでも
大丈夫です。