「100点満点」を手放してみる

1749pocke

 

「片付け。。。

苦手なんですよねぇ」

 

と、ご相談頂くお客様は

実は「物凄いキッチリさん」

だったりするんです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

物凄くキッチリさんなのに

何故。。。

片付けが苦手なの

 

 

それは・・・

『拘り過ぎるキッチリさん』

だからです。

 

 

 

どういうコトかと言うと

 

拘りを持って

キッチリとやりたい‼

 

↓

そのための

時間を充分に確保したい

 

↓

時間が確保できないなら

やりたくない

 

↓

時間が取れるまで

置いておく‼

 

 

こうしたループに

陥ってしまう訳です

 

 

 

自分自身のためだけに

自由に時間が使えていた時から

 

 

結婚、子育て、看護、介護。。。など

ライフスタイルの変化といった

 

自身をとりまく

環境の変化によって

時間に制限がかかったことで

 

 

『できないな‼』と、判断して

触れなくなってしまうからです。

 

 

 

 

そして・・・

「時間ができるまで‼」と

置いておく事がパターン化して

 

取り合えずの山が

あちこちにできてしまう訳です。

 

 

 

気付けば

『どこから

手を付けて良いものか。。。』

 

という状態に。

 

 

 

 

・・・

以前

こんなお客様がいらっしました。

 

 

当時70代のお客様は

20代から

バリバリのキャリアウーマン

 

 

リタイアされても

意識高い系でいらして

学びに貪欲であり多くの書物に

囲まれていらっしゃいました。

 

 

既にご主人様を見送られ

気ままなお一人暮らしでしたが

気掛かりは年齢。。。

 

お姉様が入院されたのを機に

ご自身の身辺を真剣に

考えてのご依頼でした。

 

 

 

学びの書籍と共に

資料も多くお持ちでした。

 

 

片付けが苦手な方に

ありがちですが。。。

 

『紙袋や手提げバック』に

詰め込んで

各お部屋に床置きに‼

 

 

 

雑然と詰め込まれていますが

それぞれの袋の中身には

拘りがあります。

 

 

ご自身の中で

拘りのルールをお持ち故

何年も手を付けるコトができずに

いらっしゃいました。

 

そうした袋を1つずつ

整理をしていき

 

たとう紙に包まれた

着物の山に到達しました。

 

 

ナント。。。

そこには今までと違う光景が・・・

 

 

キッチリの拘り屋さんらしく

１つ１つの「たとう紙」の上には

 

中に入っているお着物の

「種類」「柄」「購入時期」などを

キッチリと記載された

付箋が張り付けられていたんです

 

 

 

更には。。。

押入れの奥から出てきた

ファイルは

 

細かな見出しが付けられ

キッチリと

つづられた状態でした。

 

 

 

それをご覧になりながら

「昔はねぇ・・・

ちゃんとできていたんですよねぇ」

 

「主人の看病が

始まってからですかねぇ。。。」

 

「親の介護もあったり。。。」

 

 

 

 

 

 

キッチリとしたい

 

拘りが強すぎて

手が付けられなくなり

溜まってしまった。。。

 

とのことでした。

 

 

 

長年の放置状態に

お一人ではリセットできない

状態になってしまわれた

という訳です！

 

 

大切なモノなのに

。。。持っていた事さえ

忘れてしまう⚠

そんな危険性を失くすためにも

 

 

 

「拘り」を少し手放して

 

100点満点では無い

ご自身を許してあげる

 

 

と言うことを

してみて下さい。

 

 

拘りを持つ事は

とても大切なことです。

 

 

しかし。。。

☑進めない

☑滞る

 

 

そうなってしまう

「拘り」は手放して

 

 

やり方を変えてみる

そんな“しなやかさ”を持つこと

悪くないですよ

 

 

どうしよう。。。

突破口になります

気軽にご相談下さいね

 

 

 

片付け効果は

整った先にあります