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会社、家庭を問わず
『片付け』の大切さは広く認知され
ビフォーアフターとして
メディアでも
ちょくちょく扱われます。
しかし。。。実際のところ
特にオフィスの片付けは
どんな風に
捉えられているんでしょう。。。
「片付け」のご相談を
お伺いする中で
「片付け/環境整備」とは・・・
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「捨てること!」
「規則正しくそろえること!」
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といった捉え方の方が
多いと感じています。
「捨てること」
これに関しては断捨離と言う言葉への
イメージが強い様で
片付け=断捨離と捉えていらっしゃる方は
非常に多いです。
しかし私の拘りは
「片付け=捨てる事」ではありません。
多くのモノの中から
捨てるモノを見つけるのではなく
ご自身にとって、会社にとって
必要なモノを選び出す事
そして。。。
必要として選び取ったモノを
使いやすく・戻しやすい様に
収納を考えること!
これが「片付け」という
行為だと捉えています。
「捨てること」
「規則正しくそろえること」
と捉えてしまうと表面的な行動に
留まってしまう危険性があるからです。
“整理整頓をしましょう”
と言われると
「大きさや向きを揃えて見た目を整える」
そんな行動になりがちです。
たしかに見た目が綺麗に整うので
やった感もあります。
「綺麗になったねぇ」と周りからの
承認があれば、更にやった感は増します。
しかし残念ながら。。。
時間経過と共に元の散乱状態に
戻ってしまいます。
この様な繰返しが続くと。。。
「片付けなんて意味がない」
「直ぐに元に戻るし、、、時間の無駄」
。。。と、間違った行動の反復で
マイナスな学習をしてしまっている方が
多いことが残念でなりません。
片付けは
「捨てること」でも
「綺麗に並べること」でもありません。
片付けとは
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「必要なモノ」と「不要なモノ」を仕分け
必要なモノとして選び取ったモノを
使いやすく・戻しやすい様に納めることです。
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そうした結果として、効果が得られる訳です。
仕事場の環境が整うと
気持ちよく仕事に向き合えますねぇ。
探しモノが減ると
仕事がスムーズに進んでいくんですよ。
こうした効果の継続から
「片付けには意味がない」という
捉え方が無くなる上に
スタッフ同士で協力できる
関係性が強化されたり
価値観も変わっていくことで
組織全体の力が向上していきます。
つまり
会社の片付け/環境整備は
スタッフの気持ちの問題から
職場の人間関係、業務成果を得る
という事までを含んだ活動
なんですというコトです
会社の片付け効果は
整った先にあります